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書籍紹介

佛光菜根譚 I

佛光菜根譚 I


はじめに

 

『菜根譚』は、中国の古典の一つで、中国・明代の後期、今から約400年前に、儒教、道教、仏教を修めた洪自誠という学者によって書かれました。「菜根譚」という名前は、「堅い菜根をかみしめるように苦しい境遇に耐えることができれば、多くのことを成し遂げることができる」ということばに由来すると言われています。日本には江戸時代に伝わり、はじめは武士の教養書として、そして明治時代以降は企業家や役人の処世の書として大勢の読者に親しまれ、今でも座右の書としている人は少なくありません。

 『佛光菜根譚』は、台湾の高雄にある佛光山の開山祖師、星雲大師によって書かれた人生に役立つ語録です。佛光山には四つの宗旨の中に、「教育をもって人材を培う」という宗旨があり、修行や慈善活動とともに、教育をたいへん重視しています。佛光山では、仏教の本来の目的であるこの世に生きる人々のためである人間仏教をもとに、『佛光菜根譚』シリーズのほかにも多くの本を出版しています。 

 この『「佛光菜根譚」から禅の心を学ぶ』は、『佛光菜根譚』シリーズの中から禅に関する語録を集めたものです。ひとつひとつは短い文章ですが、すぐには理解しにくい内容もあると思いますので、菜根をかみしめるようにじっくり味わっていただけたらと思います。今回は中国語や日本語を学んでいる方々の参考にもなるよう、日本語訳のほかに原文の中国語も載せました。

この本をかみしめていくうちに、読者の皆さんが禅の心を学び、それを日々の生活に役立てていただけたら幸いです。


自然環境保護と心の環境保護

自然環境保護と心の環境保護


地球も人の病気と同じように治療が必要です。地球を病から救うには皆の関心が必要です。地球を救うには自然環境保護が一番大事です。しかし、人類が自分の外面にある自然環境を保護しようとするのなら、自我を目覚めさせなければなりません。つまり、心の環境保護を始めることも必要だということです。

自然環境保護と心の環境保護をしなければ、近い将来、人類は気候と環境の難民になってしまいます。ですから、これらは一刻の猶予もできない重要な課題なのです


人間仏教の行者-星雲大師

人間仏教の行者-星雲大師


星雲大師(せいうん・だいし)

1927年中国江蘇省揚州に生れる。12歳の時、同省宜興県の白塔山大覚寺(南宋咸淳時代1265-1274に創建)で志開上人を師として出家。臨済宗第四十八代伝承者。

1949年、台湾に渡り、念仏会、弘法団を組織。布教の基礎をつくるかたわら『人生』『今日仏教』『覚世』など、仏教関係の雑誌を編集。また佛光出版社を設立。テレビ出演や著述活動も精力的にこなし、1967年に佛光山寺を開山。教育・文化・慈善事業を広く推進するとともに、世界各国に仏教の教えを広める寺院・道場を創設。今日、その数は二百以上に及ぶ。同時に中国仏教研究院、佛光山叢林学院などを設立して研究と教育にも力を注ぎ、多くの仏弟子を養成している。社会教育も重視し、台湾内には普門中学・高校、佛光大学、南華大学を、またアメリカ・カリフォルニア州の西来寺内には西来大学を設立するなど、教育による社会の進歩に貢献している。

1985年、佛光山住職の職を退き、中華漢蔵文化協会理事長に就任。1991年、中華佛光協会を設立。翌年には国際佛光会を発足させ会長に就任。1998年に佛光テレビ局を設立。2000年には日刊紙『人間福報』を創刊。現在は国際佛光会世界総会会長、世界仏教徒友誼会名誉会長。

多くの著作があるが、代表的なものは『釈迦牟尼伝』『星雲禅話』『星雲百話』『星雲日記』『迷悟之間』『有情有義』『佛光菜根譚』など。講演のCDDVDも数多く発行されている。

20175月には星雲大師の生涯の著作を収録した『星雲大師全集』全365冊が出版される。


迷いと悟りの間

迷いと悟りの間


『迷いと悟りの間』というのは、日々私たちが物事を行なう時、常に幾つかの「迷い」と「悟り」に引き込まれることを意味しています。当事者には分からなくても、周りの人の方がよく分かることがあります。ですから、時には他者の短い言葉がずばりと指摘できたり、心の思いを増減させたり、深い思慮を与えたりできるのです。

  実は、迷いと悟りは一瞬のことなのです。一瞬の迷いによって苦しい局面に陥ることもあれば、一瞬の悟りによって明るい局面になることもあります。これは正に経典で説く、「煩悩即菩提、菩提即煩悩」なのです。パイナップルやブドウの酸っぱさや渋みは、太陽の光に照らされ、穏やかな風に吹かれることによって甘くなります。迷いの酸っぱさや渋みは、自己を省みて観照することによってすぐに甘い悟りになります。


人間仏教はどこに尋ねるのか

人間仏教はどこに尋ねるのか


  私はよくこう聞かれます。「人間仏教とは何ですか」。そして、私はいつもこう答えます。「実は本来、仏教とは人間仏教なのです。なぜなら仏陀は人の世に生まれ、人の世で修行し、人の世で成道したからです。そして、人の世で説法をし、人々を救済しました。人間仏教とは仏陀の本懐といえます。人間仏教は誰かが創造したものでも、誰か特定の人物が提唱したものでもありません」。

 過去の仏教ではいくつかの歴史の風習や習慣や、一部の人の間違った指導により、山林にこもり出世間を重視していました。そのため、仏教は消極的で世俗を離れたものだという印象を人々に刻み付けてきました。人類が段々と近代民主政治の社会に入り、時代が進歩し情報が発達するに従い、仏教も時代とともに進まなくてはならなくなりました。そして、徐々に山林から社会に入り、寺院から家庭へ、出家者重視の仏教から一般の人々の仏教へと移ってきました。仏教には本来社会性があるので大きく弘まったのです。現代に至るまでに、人間仏教の理念は既に人々の心の中に深く入っており、その形式もかなり普及してきています。

 

 私の生涯はすべて人間仏教の発揚と実行であり、仏陀の本懐に回帰することを希望しています。仏法を人の世で実行し、社会の各層の人々が皆仏教を認識できるようにしたいと願っています。また、仏陀の智慧を通して自己認識、自己肯定、自己実現をしていただきたいのです。そのために長年、私は全世界の佛光人に「給人信心、給人歓喜、給人希望、給人方便」(人々に信念・歓喜・希望・利便(方便)を与える)という、仕事をする上での信条を定めました。また、すべての会員のために「慈悲喜捨遍法界、惜福結縁利人天、禅浄戒行平等忍、慚愧感恩大願心」(慈・悲・喜・捨を遍く法界にもたらし、結縁を惜しみ人天を利し、禅定と戒律の修行を平等心と忍耐を以て行い、慚愧と感恩の心で大願を持つ)という理念を書きました。これは皆さんに人間仏教の精神を具体的に実践することを励ますものです。六十数年来、皆さんの努力の下、人間仏教も確実に社会と人心の浄化、人間善美の推進、人間浄土の建設に抜きん出た影響力を発揮してきました。既に確実に「人間仏教」は「仏陀が説いた、人が必要とする、清らかにできる、善美なもの」であることを実践、証明しています。それは真に理と機に適った仏教であり、現代人の社会生活に適した仏教です。


「佛光菜根譚」から禅の心を学ぶ

「佛光菜根譚」から禅の心を学ぶ


はじめに

 

『菜根譚』は、中国の古典の一つで、中国・明代の後期、今から約400年前に、儒教、道教、仏教を修めた洪自誠という学者によって書かれました。「菜根譚」という名前は、「堅い菜根をかみしめるように苦しい境遇に耐えることができれば、多くのことを成し遂げることができる」ということばに由来すると言われています。日本には江戸時代に伝わり、はじめは武士の教養書として、そして明治時代以降は企業家や役人の処世の書として大勢の読者に親しまれ、今でも座右の書としている人は少なくありません。

 『佛光菜根譚』は、台湾の高雄にある佛光山の開山祖師、星雲大師によって書かれた人生に役立つ語録です。佛光山には四つの宗旨の中に、「教育をもって人材を培う」という宗旨があり、修行や慈善活動とともに、教育をたいへん重視しています。佛光山では、仏教の本来の目的であるこの世に生きる人々のためである人間仏教をもとに、『佛光菜根譚』シリーズのほかにも多くの本を出版しています。 

 この『「佛光菜根譚」から禅の心を学ぶ』は、『佛光菜根譚』シリーズの中から禅に関する語録を集めたものです。ひとつひとつは短い文章ですが、すぐには理解しにくい内容もあると思いますので、菜根をかみしめるようにじっくり味わっていただけたらと思います。今回は中国語や日本語を学んでいる方々の参考にもなるよう、日本語訳のほかに原文の中国語も載せました。

この本をかみしめていくうちに、読者の皆さんが禅の心を学び、それを日々の生活に役立てていただけたら幸いです。

 

訳者


順美への手紙

順美への手紙


本書は、著者が仏学を学んだ順序--信心が起き、それを学び理解する、そしてそれを実行した立証する--を54通の手紙形式で綴ったものである。

仏教の基本知識がわかりやすく簡潔に説明された、仏学を学ぶ初心者必読の書。


人間星雲台湾での奇蹟

人間星雲台湾での奇蹟


人間星雲台湾での奇蹟


往事百語1 -- めぐり逢い難し

往事百語1 -- めぐり逢い難し


往事百語1 -- めぐり逢い難し


星雲大師の人間仏教(釈満義 著)詳細を見る

星雲大師の人間仏教(釈満義 著)


■単行本:506ページ ■出版社:山喜房 ■発売日:2007年9月3日

■税抜価格:3,000円(→この本を購入したい方はこちら

■内容紹介

 

台湾仏教興隆の秘密―人間仏教とは?
23歳の青年僧・星雲は破れた靴に鉢一つを携え、戦後なお日の浅い台湾へ。人生と日々の生活に深く根ざした人間仏教をあまねく世に弘めんと、高い理想を胸に幾十年。今や大師の足跡は全世界五大州のすみずみに。皮膚の色、言葉の壁を軽々と乗り超え、あまたの人々が仏法の恵みに浴し、大師御一代に建立の寺院は実に60か国220有余に達しています。


※価格記載のない書籍は、在庫がある場合に限り無償提供可能です。配布を希望する方はこちらからお問い合わせください。

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